「古川くりの木保育園 自家消費太陽光発電所」運転開始

「古川くりの木保育園 自家消費太陽光発電所」運転開始

 みやぎ地域エネルギー合同会社もメンバーとなっているみやぎ地域・市民電力連絡会は社会福祉法人宮城厚生福祉会と協力し、宮城厚生福祉会が運営する古川くりのき保育園に、自家消費太陽光発電所を設置しました。2022年9月16日に開所式を開催し、無事に運転開始しました。この発電所は株式会社エコスタイルが実施する「東北復興応援プロジェクト」によるもので、エコスタイルがCSR活動の一環として、東北地方の復興応援と共に、再生可能エネルギー普及活動として、東北地方の公益的施設に太陽光発電設備を無償設置する取り組みです。


 今回の太陽光発電所は、保育園の屋根に380kWのパネルを21枚設置し、全体のパネル容量が7.98kW、これに全量自家消費型パワコン5.5kWというシステムです。発電電力は 100%自家消費され、施設年間電力消費量の10?15%をこのシステムで賄える計画です。またこのプロジェクトでは、設置施設での環境活動を行うことで関係者や地域での環境意識の活性化を図ることも計画しています。具体的には年1回保育園児や保護者向けの再生可能エネルギー体験学習を企画したいと考えています。


 宮城県地域でも、こうした屋根の活用による自家消費太陽光発電は、まだまだ可能性があります。今後も地域・市民・行政・企業の力でこうした取り組みを増やしていきたいと考えています。よろしくお願いします。